ミュゼとケノンの照射パワーを比べてみた結果とは
一般人にはミュゼで使っている脱毛機と、自宅用のケノンで照射パワーがどれぐらい違うのかって、よくわからないかと思います。
私自身もよくわからなかったのですが、両方使ってみてやっぱり痛みとかも違うし、施術後の減毛効果も違う感じがしました。
そこで、それぞれの機械はどんな違いがあるのか、実際に調べてみました!
ミュゼで取り扱っている機械
ミュゼは2015年から機械が変わって、スライド式で照射できる光脱毛に変わっています。
スライド式ということはその間ずっと光が発せられている状態なので、点で打つタイプより光の発射時間が長いということです。
長時間光を当てた方が減毛効果が高いですから、今までより効果が出やすいメカニズムになっています。
そしてさらに調べると、どうやらイタリアのDEKAという製品のPSクリプトンを使っているようです。
この機械を使って脱毛する時は、ミストスプレーを使うことになります。
私は直接機械を肌に当てると火傷が出るからミストスプレーを使うと思っていたんですけど、どうやらそれだけではないことがわかりました。
ミュゼで使っているミストスプレーはビーンズミストスプレーと呼ばれるもので、それが光を当てることによって割れて、有効成分が溶け出すという仕組みのようです。
その結果、保湿効果や美容効果が期待できるということがわかりました。
確かにミュゼで取り扱っているミストスプレーって、よく見るとつぶつぶみたいのが入っています。
それが肌に良い作用を与えるみたいです。
そしてこのP.S.クリプトンですが、他の脱毛サロン、そしてケノンと同様に光脱毛なんですが、独自の構造になっています。
光が360度出てしまうとどうしてもパワーが分散されてしまいます。
それを防ぐために照射部分の内部構造はドーム型のようになっていて、光が反射して全て肌へ向けられるという仕組みになっていることがわかりました。
だからケノンとかより若干痛く感じるのは、光がちゃんと肌に当たっているという表れかもしれません。
レーザー脱毛ではないので皮下組織まで浸透するわけではないのですが、見えている部分の毛に対しては効果がある方法です。
尚、ミュゼで使っている機械の照射面積は4.6センチ×2センチです。
ケノンが3.5センチ×2センチなので、若干ミュゼのほうが照射面積が広いことがわかります。
その分、施術時間が短くなるメリットがあります。
自宅用脱毛器のケノン
一方自宅用脱毛機のケノンはスライド式で使用することはできません。
ピンポイントで施術部位に機械を当てて照射していくものです。
光が発せられる時間も短いですから、うまくムダ毛に照射されないと減毛効果が期待できません。
ただ、照射パワーをレベル10に設定すれば、そこまで脱毛サロンにひけはとりません。
エステ並みの照射能力を誇ると説明でも紹介しています。
レベル10すると、どのような照射能力がアップするかという具体的な記載は説明書にもないので、残念ながら正確な情報はわかりません。
ただレベルを強くすると、光源寿命(カードリッチの持ち)がその分減るので、より強い照射が発せられていることがわかります。
個人的な感覚ではレベル10にしても、ミュゼと同様の痛みがあるかというと、そうでもありません。
やはり家庭用ということで安全を意識した印象です。
どちらを選べばよいのか
即効性を求めるなら当然脱毛サロンですが、減毛効果はどちらにもあるので、長期的にキレイになりたいと考えるなら、どちらでも大丈夫です。
ちなみに脱毛サロンの場合は1ヶ月に1回程度の施術になりますが、ケノンの方は2週間に1回で良いと記載されています。
もし10回やるとしたら、脱毛サロンは10ヶ月掛かりますが、ケノンなら2ヶ月半程度で終了します。
同じ回数でも実質的には期間で言うと、ケノンのほうが圧倒的に早く綺麗になります。
例えば、「水着を着たい」と思う時が2、3ヶ月後に迫っているなら、脱毛サロンではちょっと手遅れですね。
その場合はケノンで一早く綺麗にするという方法を選んだ方が良いかと思います。
あとは料金の問題。
最初にポンと出して、その後は払いたくないならケノンが良いですし、とりあえず2、3万円ぐらい支払えるなら脱毛サロンでもOKです。
ただ、どちらが最終的に支払う額が大きくなるかといったら脱毛サロンです。
ケノンと同様に7万円出したとしても、脱毛サロンだとまだ途中という感じですからね。
そのあたり経済的なことも考えてどちらか選んでみてはいかがでしょうか。
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